女の人

自律神経失調症を疑ったら心療内科を受診してみる

心の不調は身体の不調

看護師

心と体の繋がり

ストレスにより精神状態が長期的に悪くなると、それが体の症状になって表面化することがあります。このような疾患を自律神経失調症と呼びます。自律神経とは、交感神経と副交感神経から構成され、呼吸や排泄、消化や睡眠など、様々な生命維持活動を調整しています。大きなストレスが長期間感じられると、この自律神経の神経伝達物質が乱れたりして体の症状が出てきます。自律神経失調症の症状としては、腹痛や下痢、不眠や食欲不振などが挙げられます。これらの症状が出た場合、多くの人は自律神経失調症とは疑わず、なかなか心療内科を受診する機会を得られません。もし、身体の不調がいろんな検査をしても原因が分からなかった場合、自律神経失調症の検査を受けてみることをおすすめします。

日常生活の調整が基本

自律神経失調症の治療は普通、心療内科で行われ、そこでは主に薬物療法を用います。しかし、最も大事なのはストレスを感じている環境や生活の調整です。薬物療法は自律神経のバランスを整え、表面化している症状を抑えてくれますが、ストレスが加われば再発しやすく、結果的に薬の量や種類を増やしたりする必要が生まれます。そのため、仕事が大きなストレスになっている場合、しっかり上司に相談したり、学校がストレスになっている場合はスクールカウンセラーなどに相談するなど、ストレスを感じている環境を改善できないか問いかけてみることが大切です。その際、医師の診断書があれば説得力を増すことができます。また、バランスの良い食生活や睡眠も自律神経を整えるのに必須ですから、生活習慣を一度見直すことも大切です。